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2014.06
07

2020年問題(第2話 スペツク)

カテゴリー:会社からのご報告  

6月に入ってから、現場進捗やアフターメンテナンスの合間をみて、未来型高性能住宅の研究をしております(*^^*ゞ

先日は、メーカー様の担当の方とやり取りの中で、「後に役立つヒント」がありました。

【次世代型スペツク】
1.断熱仕様(2×6工法:W断熱)
デメリツト→外張り断熱の厚みを30㎜以上にすると仮定。

結果は、外壁材が大地震時に剥がれ落ちる可能性が高まる。
よって、25~30㎜の厚みが望ましい。

メリツト→低炭素住宅の認定を取れる。これは、家の燃費の向上と、低炭素(住宅ローン控除額のメリツト)
これは、10年間で最大400万円の税額控除が受けられますよ
という事です。
一般的には、この制度は多くの条件があり、大多数の方は150万円~200万円程度になる事が多い。

2.太陽光発電(最低グレード2~3㌔)
を搭載しているパターン。
これは、お金の無駄使いに終わる可能性が高いので、オススメしません( ̄0 ̄;

オススメ→5~10㌔
※10㌔クラスは、ゼロエネルギー住宅に匹敵する。
その他は、蓄電池システムなど。
弊社でも、現在調査している魅力ある商品のひとつ。

※補助金の額と全体の融資額次第では、充分検討する価値あり。

3.地中熱ヒートポンプ
現在調査中のシステムです。
・敷地内にボーリング(穴掘り:
深さ80メートル~100メートル)
地中は、外気温に影響されない事から、1年を通して快適な暮らしを約束してくれる。
問題は、穴掘り費用と各種設備工事が高め。また、冷暖房及び給湯、換気システムまで一体に出来る事より、実際の試験データでも超高気密・高断熱住宅でなければ、お金を捨てる事になるかもしれない(*_*)
近い将来、自宅で実験的に採用し、データ次第では、標準アイテムにしようと思います。

4.ハイブリツド給湯・暖房
現在、勝毎ホームセンターなどで宣伝公開中。
これは、電気とガスのコラボ。(名前の通り)

デメリツト→設備の価格が割高。
・床暖房とガス配管のコラボ。元を取るのに、10数年は要する。但し、基礎の中を超高断熱化する事により、床暖房を実際に使わなくても床上を適温に出来れば、暖房費は相当お得になりそう(^-^)
補助暖房のパネルヒーターの使い方次第になりそう。